脱毛のリスクとデメリットについて。施術前に正しく理解しよう!

「脱毛したいけれど肌が弱いから心配」「脱毛って健康被害が出ることはないの?」

このような不安があって脱毛を躊躇している方はいませんか?確かに脱毛にはリスクやデメリットがあります。

でも多くの人が脱毛をして問題なく生活していることからもわかるように、必要以上に心配することはありません。

とはいえ、全くリスクがないわけではないので、事前にどんなリスクやデメリットがあるか知っておく必要があります。まずは脱毛の施術を受けることで起こりうるリスクについて説明しましょう。

[最終更新日]  [公開日] 2018/6/29

脱毛が内臓に影響を与えることはない

光脱毛の光やレーザー脱毛のレーザーが届くのは、肌の表面から数ミリの部分まで。そのため、脱毛が内臓や血管といった機関に影響を与える心配はありません。

また、まれに光やレーザーで皮膚がんになるのではという心配をする方がいますが、皮膚がんは紫外線の影響によって起こるものなのでレーザーや光で皮膚がんが起こることはないそうです。光やレーザーは有害な波長の光は含まれていないので安心してくださいね。

脱毛のリスク・デメリットのほとんどが肌トラブル

脱毛エステや医療クリニックでのレーザー脱毛によるトラブルは大きく分けて、痛みやヒリヒリ感、肌荒れなどの皮膚障害と硬毛化・多毛化、やけどの3つに分かれています。

皮膚障害

  • 痛みやヒリヒリ感、肌の乾燥
  • 毛嚢炎
  • アレルギー、じんましん
  • 白斑

痛みやヒリヒリ感、肌の乾燥

脱毛器の照射レベルが強すぎることによって起こることが多いトラブルです。若干の痛みや熱感は正しい照射レベルで行った時も起こりますが 施術後、冷却すれば数時間で治りますが、翌日になっても痛みが続くような時はサロンに相談してみましょう。

また、脱毛の光やレーザーは肌を乾燥させます。施術後、施術前に関わらず肌はしっかり保湿しましょう。

肌が潤った状態であれば、光やレーザーが浸透しやすくなり脱毛効果も得られやすくなります。

毛嚢炎(もうのうえん)

光やレーザーによって肌に刺激が加わることで肌のバリア機能が低下し、雑菌に感染しやすい状態になります。脱毛をする以上、毛嚢炎が起こる可能性を完全にゼロにすることは難しいのです。

脱毛によって湿疹やニキビのような症状が出たら毛嚢炎を起こしている可能性があります。毛嚢炎かなと思う症状があればすぐにサロンに相談するようにしましょう。

アレルギー、じんましん

光やレーザーによってアレルギーを起こす人がいます。紫外線アレルギーなどがある方は要注意。心配な方はカウンセリング時にテスト照射をしてもらいましょう。アレルギーが起こってしまった場合、脱毛は中断するのが賢明です。

また、一部の内服薬には光毒性といって光に当たると発疹が起こる「光過敏症」を引き起こすものもあります。治療中の病気があるなどで、薬を飲んでいる方は事前に医師に脱毛を受けても問題ないか確認するようにしてください。

参考:脱毛の禁忌事項や注意事項

白斑

脱毛によって、肌の色が白く抜けたようになる白斑が起こる可能性があります。これは光やレーザーによって体毛に色をつけているメラノサイトに影響を与えることが原因と考えられていますが、原因ははっきりわかっていません。

ごくまれにですが、サロンで脱毛を受けて毛穴の周りが薄い水玉模様のように白斑状態になってしまったという例があるようです。

白斑は現在のところ、一度できてしまうとなかなか改善が難しい症状。白斑できるかどうかは体質によって違うので、体に白斑のある方は事前に皮膚科で相談してから脱毛を受けるといいでしょう。

やけど

残念ながらやけども脱毛によってよく起こるトラブルです。原因は施術者が照射レベルを上げすぎた、日焼けしているなどで肌のメラニンに光が反応し過ぎてしまったことなどが考えられます。

実際に報告されている例では「脱毛サロンで照射時に激しい痛みを感じたためスタッフに伝えたところ、『痛い方が効果がある』と言われそのまま施術を受けてやけどになってしまった」というものも。もちろんクリニックでのレーザー脱毛でもやけどが起こる可能性があります。

痛みを感じたら我慢せずに照射レベルを下げてもらいましょう。ケロイドになりやすい体質の方は特に注意が必要です。

硬毛化、多毛化

これまで細かったムダ毛の毛根が活性化されて、産毛が太くなったり、それまで発毛していなかった毛穴からムダ毛が発毛して、ムダ毛が増えたように感じることがあります。

これは光やレーザーによって毛根が活性化されることや、中途半端な強さでの照射されることが原因。硬毛化は産毛が多いパーツに起こりやすいと言われています。

脱毛をする場合は、硬毛化、多毛化が起こるリスクがあるということを理解した上で施術を受けるようにしましょう。

脱毛の光やレーザーの光が目に入ると視力の低下を招く

こちらは脱毛よる直接的なトラブルというより、施術ミスによるトラブル。光脱毛やレーザーの光が目に当たると網膜に大きなダメージを与えます。重症になると、網膜のやけどや、視力の低下、斜視、最悪の場合は失明してしまうこともあるので、注意しましょう。

大手サロンやクリニックでは、顔の施術を行う際に目の上にコットンとゴーグルをのせていますが、ゴーグルを使用している場合でも、万が一のことを考えて目を閉じていることをお勧めします。

実際に、眉間の照射を行う際に、スタッフがゴーグルを外し、コットンの上から光を浴びてしまい、斜視になってしまったという例があります。

万が一ゴーグルなしで顔の施術を行うようであれば、スタッフに確認して必ず、ゴーグルを使用してもらいましょう。

脱毛サロンとクリニック、両方でトラブルが

(出典:独立行政法人 国民生活センター)

「トラブルが起こるのは脱毛サロンの方が多いはず」と考えがちですが、実は医療機関でもトラブルがまったくないわけではありません。

2016年の調査では、全体トラブル数179件のうち、脱毛サロンが109件、医療機関が70件となっています。

サロンもクリニックも、「価格の安さだけで決めない」「カウンセリングを受けて信頼できるところを探す必要がある」「痛みやリスクがゼロ!という広告をうのみにしない」という点は同じなんですね!

脱毛によって体毛がなくなることのデメリットがある

私たち女性にとってムダ毛の存在は厄介なもの。でも、ムダ毛=体毛には以下のような役割があります。

  • 汗が流れ落ちるのを防ぐ
  • 皮膚を保護する
  • 紫外線を防ぐ

特にワキの脱毛をすると、ムダ毛がなくなることによって汗が滴り落ちるような感覚を覚えることがあります。このことで汗の匂いが気になるようになったと感じる人もいるそうです。

また、VIゾーンはムダ毛がなくなることで、年齢を重ねた際、肌のたるみが目立ってしまうというデメリットもあります。

脱毛中に妊娠が分かった場合

また妊娠中の方が妊娠に気がつくまで脱毛してしまったという心配している声も稀に聞きますがレーザーや光が体の中に届くわけではないので影響はありません。

ただし、同じ姿勢を取り続けたり、痛みや熱感などによるストレスで体に負担がかかる場合も。ホルモンバランスが変化することもあり妊娠中は脱毛を避けるのが賢明です。

もし、脱毛サロンに通い始めてから妊娠に気がついたという時はその時点で脱毛をストップすれば問題はないので、あまり心配しないでくださいね。

エステサロンの針脱毛は違法

国民生活センターに寄せられている脱毛サロンのトラブルの中には、「エステの針脱毛によって火傷をした」「毛穴が炎症を起こした」といったものがあります。

本来、ニードル針に電気を流して脱毛する脱毛方法は、医療行為であるためエステサロンでは施術することができません。しかし、一部のエステサロンの中では針脱毛が行われているところがあるようです。

効果が高いものの痛みが非常に強く現在ではニードル脱毛をするクリニックは少なくなっています。

針脱毛を考えている方は、万が一トラブルがあったときのことを考えてクリニックで受けることをお勧めします。

リスク・デメリットを説明してくれるサロンを選ぼう

(出典:独立行政法人 国民生活センター)

国民生活センターに報告のあった脱毛に関するトラブルが起きたケースでは、「脱毛によって起こり得るトラブルや副作用」についての説明を受けたという人はエステで13.7%、クリニックでも12.5%にとどまっています。

これは、全体の7割がサロンやクリニックから事前にリスクやデメリットに関する説明を受けていなかったということことになるのです。

事前にどんなリスクがあるのか理解していれば、重大なトラブルを回避することにもつながるでしょう。

例えば痛みが強すぎる場合、火傷が起こる可能性があるので照射レベルを低くしてもらうようスタッフに伝える、毛嚢炎のようなぶつぶつができたら、速やかにサロンやクリニックに相談し治療受ける、といったふうに肌トラブルを最小限に抑えることができるはずです。

でも、どんなリスクがあるのか全く知らない場合、スタッフに言われるがままに施術を続けてトラブルを悪化させてしまう恐れもありますよね。

大丈夫かな?と思ったら即、スタッフに確認しよう

注意してほしいのが「痛みが強い方が効果が高い」「今、頑張ればキレイになれる」などの理由をつけて不適切な施術を行ったりしつこく勧誘をするなどのケースです。

万が一、トラブルが起きたとき困るのは私たち消費者です。キレイになるために脱毛をしているのに、やけどの痕や色素沈着が残ったら悲しいですよね。

おかしいと思ったらきちんと質問をする、断固として断れるというようにこちらも知識を身につけておきましょう!

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